楽茶碗 金井紫晴

コンセプト

赤と黒を求めて

 長次郎 光悦 ノンカウ を夢に見て独学にて楽茶碗を研究。特に 航空写真などを使って 楽の生まれた京都に土を探し 茶碗を焼成する。
平成という今の時代に求められる楽茶碗とはどのような物かを考えながら制作。
ベルリンの壁が崩壊した時には 赤と白の掛け分けの茶碗を作り その境界の部分に壁の石を 石ハゼのように使って平和を願った茶碗をつくる。その茶碗に対して平成10年4月 ワイツゼッカー前ドイツ大統領より [Unity In Peace(平和なる統一)]という銘を戴く。
焼き物 特に茶碗は難しい。そして茶碗のなかでも 楽茶碗は特に難しい。しかし最近 茶碗が少し分かってきたような気がするから まだまだ人間甘いものである。しかしながら 少々天狗にでもならなければ 茶碗など焼いて人にお見せするような厚かましい事は出来ないのもまた事実。暖かいご声援をお願いする次第です。
ワイツゼッカー元ドイツ大統領ご夫妻(崩壊の時の大統領)
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